日本の厚生労働省は関係ないと結論している

参考:アルミニウムに関する情報 | 厚生労働省

2013年に日本の厚生労働省が発表したアルミニウムの注意事項のページには、アルツハイマーとは関係ありませんと書いております。 その根拠としては、「関係あるというエビデンスが無いというのが定説」という理由になってます。 厚生労働省が独自で調査したり実験したのではなく、2013年時点で多くの機関(アメリカのFDAなど)が関係性が薄いと言った言葉を引用しているのでしょう。

フォーブス(アメリカ出版社)はアルツハイマーとアルミニウムは関係ない

2017年9月にフォーブスでは、アルツハイマーとアルミニウムが関係しているかの長い論争をまとめた記事を発表しました。 フォーブスは中立な立場で両者の臨床試験を一つ一つ考察して述べてました。 結論としては、2014年にある機関が過去の469件のアルツハイマーとアルミニウムの臨床試験をデータで見た時に、関係あるという側の根拠が不十分だったと結論したのを採用しております。

一般社団法人アルミニウム協会は関係ないと反論

参考:一般社団法人アルミニウム協会

記事が掛かれた時期は恐らく2000年ごろで、科学的エビデンスが古いように思われますが紹介しておきます。 一般社団法人としての立場上、アルツハイマーとアルミニウムの関係性を否定しないと普及に支障があるので当然関係ないと論文を取り上げます。

一つ目はアルツハイマーの原因は遺伝子であるという内容です。 アルツハイマーになっても最終段階の認知症になるまでに3~10年と個人差が大きいのは遺伝子が原因だと述べてます。 これはこの記事が書かれた2000年頃は科学的に一般的と捉えられてたようです。 だからアルミニウムはアルツハイマーの原因ではないという論理です。

2番目には、アルミニウムがアルツハイマーになると最初に言われたのが1972年で、その時の本当の理由は透析治療が原因だったと言っております。 透析脳症とは透析患者がアルミニウムを尿として体外に上手く排出できないで血液で脳に回ったという話です。 普通に生活するなかで脳にアルミニウムが回るほどのことはないので関係ないという主張です。

国立研究開発法人「健康食品」では分からないと言ってます

参考:アルミニウムの安全性について

栄養素などが効果や副作用があるか、世界中の臨床データを元にメタ解析で信用性を考慮して発表している国立の機関です。 慎重な結論付けをしてまして、アルツハイマーとアルミニウムが関係ないという臨床データはなく、関係あるという信頼できるデータもない。 どちらとも明言できないが、普通に食事をしていればPTWI(健康に害がない基準値)を上回ることはないので、アルミニウムが原因で認知症になることはないのではと言っております。 2011年改訂のPTWIは、「2mg/体重kg/週」となってます。普通の成人の平均ではこの値が「0.4」で基準値の1/5程度だそうです。 注意点としては、砂糖やお菓子にアルミが多く含まれていて、成人より子供の方が体重が少ないので基準値を超えてしまう恐れがあるとのことです。

参考:アルミニウムの摂取量

朝日新聞は昔から危険だと警告している

参考:アルツハイマーとアルミ、関連ある?海外では論文続々

2017年7月の記事になります。 2000年頃から朝日新聞では度々アルミニウムとアルツハイマーの関係性を指摘してきてます。 今回の記事ではイギリスの大学の発表論文で、昔は認知症は家族性の遺伝と考えられていましたが、12人の脳を調べると家族性のものは普通の人より2倍のアルミニウムが含まれていたということです。 つまりは家族ですと同じ食事スタイルになるので、アルミニウムの摂取量が同じようになります。 多く摂取した家族群はアルツハイマーになりやすいというデータになります。

神経学会の研究者の黒田洋一郎さんは危険であると訴えている

参考:アルツハイマーや認知症の原因のアルミニウム

環境脳神経科学情報センターの代表である黒田洋一郎さんは、科学者ではアルミニウムとアルツハイマーの関係を否定している人が多いのを知っているが敢えて警告する形になってます。 この記事や雑誌では、食べ物だけでなく鼻からアルミニウムを吸引してしまい脳に至るケースの割合が実は多いという話です。 脳に至ったアルミニウムはアミロイドβと結合して脳を炎症させてしまいます。 鼻から吸い込むので、統計的に調べてみると嗅覚が悪い人ほどアルツハイマーになりやすいことが判明してます。 記事内では生活における注意点として調理におけるアルミ鍋の使用に気を付けるよう促しております。 アルミは少量でも脳に到達すると危険なので防げるものは防ぐべきとのことです。 鍋以外でも市販のケーキを巻いているアルミにも注意が必要とのことです。

認知症の進行を遅らせれる研究論文を探しました

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