リコード法治療の認定医がいるクリニックの紹介

参考:BFLクリニック(静岡県静岡市)

参考:ブレインケアクリニック(東京都新宿区)

参考:協和ガーデンクリニック(千葉県銚子市)

日本のクリニックでアメリカのリコード法認定医と認定コーチがいるクリニックです。 アメリカではリコード法を受けたい場合に、MPI Cognitionという会社で認定医を探すことが可能となっております。 認定医になるには所定のプログラムを受ける必要があるようです。 2020年現在では、クリニックでリコード法の認定医となっているのは、上記3つくらいしか見つかりません。

リコード法を導入しているところは病院ではなくクリニックのみになってます。 クリニックというのは病院と違い、医師1名でも開業できるのが特徴です。 自分で患者様を獲得していかないとならないのもあり、変わった治療法(自費)を導入するところが多い傾向にあります。

この3つのクリニックでのリコード法の治療は保険適用外で自費になります。 費用は自費なのでクリニックで自由に金額を設定出来てしまいます。 紹介した3つのクリニックで料金の記載があった部分を表にしてみました。

診療内容 金額
6か月間リコード法集中コース 300万円
リコード法基本検査のみ 178,280円
サプリメント 2~8万円/月

リコード法の治療内容はエビデンスとして信頼できるのか

リコード法の提唱者であるデール・ブレデセン博士は、認知症の原因は1つではなく36個あると言っています。 一般的にはアミロイドβが増えることで脳が炎症する、これを減らす薬の開発が出来ないかと研究しているのです。 デール・ブレデセン博士は、36の原因は下記の6つに分類できると言っています。

  • 炎症
  • 萎縮
  • 毒物
  • 血糖
  • 血管
  • 外傷

この6つの事項を元に患者さんを個々に診断して、カスタマイズの治療をしていくのがリコード法になります。 具体的なプログラムをWHO認知症ガイドで2019年に発表した内容と詳しく比較してみましょう。

プログラム WHO推奨
食事療法
運動
睡眠
ストレス軽減
脳トレ
サプリ

WHOが2019年に推奨した認知症の予防は「運動」と「バランスの取れた食事」でした。 それ以外のものは効果のエビデンスが低いと判定されてます。 リコード法では「サプリメント」を推奨してますが、WHOでは特定の栄養素が良いという確証はないとしてます。 クリニックで治療にあたる際に6ヵ月で50万円くらいのサプリメントの代金が掛かり、効果があるというエビデンスはないと思います。 「脳トレ」についてもWHOでは効果が無いとしてますし、アメリカの脳トレアプリの会社は過大広告で損害賠償請求で2億円の支払い命令を受けてます。

リコード法のサプリメントが日本語サイトで購入できる

参考:リコード法の11種類のサプリメント

ホームページはアメリカのテキサス州にあるLifeSeasons,Inc.という大きめの信頼できる会社のようです。 後述しますが、はちみつで有名な日本の山田養蜂所とも業務提携しております。 このリコード法のサプリメント11種類は均等に全部飲む必要があるので、月に約700ドル(約7万円)掛かるか計算になります。 11種類のサプリメントはそれぞれ成分と治療の目的が異なるようです。 認知機能向上、血管、血糖、抗炎症、などが主な目的になります。

どのサプリメントをどれだけ飲むのかは書いてありません。 恐らく、リコード法の認定医に診断してもらって、個々にカスタマイズされたサプリメントの処方量が伝えられるのだと思います。 血糖値安定のサプリメントがありますが、血糖値が低ければ飲む必要もないのでしょう。 だから、リコード法のクリニックのサイトでは、サプリメント費用が2~8万円という幅があるではないでしょうか。

山田養蜂所がリコード法と業務提携で商品を新発売

ブレデセン博士監修と書いてますが、薬事法の問題で機能性表示もしてなく認知症予防とは一切書いてません。 「あれ?と思うことがある」「同じ話を繰り返している」「年を重ねると冴えない気がする」というストレートではない文言の書き方です。 この商品を紹介したのは、ブレデセン博士は自分でリコード法を開発しているのにわざわざ山田養蜂所の監修をするというのは、お金に左右される人なのではと思ったからです。 リコード法の費用が300万円、認定医や認定コーチ、サプリメントが月8万円、日本の健康食品メーカーに名前を貸す、医学的エビデンスというより商売気が強いと感じました。

リコード法の書籍のコメントをAmazonから拾ってみました

  • リコード法は臨床例は少なく、検証もまだ満足に行われていない事実
  • 確かにエビデンスはないかもしれないが、治療法がない認知症に対して指をくわえて進行を見守るよりは、希望を与えてくれるこの書籍の通りにやってみようと思いました。
  • アルツハイマーが単一の原因ではないということを世界で初めて言った人です。真偽はわかりません。
  • 私は認知症を診断している神経内科医ですが、リコード法のエビデンスの症例は10例ほどで少ないです。また全てを実行すると費用が自費なので莫大になってしまいます。
  • 内容は納得できますが、治療法がサプリメントが主であることがどうかと思いました。

書籍のコメントで多かったのが「内容が難しい」「エビデンスがない」「認知症の治療法がないので藁にもすがる思い」という傾向でした。 書籍を読むことで簡単に明日から自力で実践というのではなく、最終的には日本の認定医に診察を受けないと正確な実践はできないと思います。

書籍にも書いてますがテレビなどでも言っている推奨の食べ物は下記になります。

  • ブロッコリー
  • きのこ
  • チーズ
  • キムチ
  • 納豆
  • オリーブオイル
  • アボカド

【まとめ】

リコード法の記事は朝日新聞も掲載しているのはエビデンスというよりは、日本の認知症患者が急増して700万人になるという不安に対し、治療法が存在しないという注目されやすい内容だからなのでしょう。 リコード法の内容を読んで普段の食事や睡眠やストレスや運動に普段から役立てるのは良いと思います。 しかし、認定医に行って数百万円支払ったり、サプリメントに50万円支払ったりするほどの効果のエビデンスは立証されてないのは確かです。

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